学校ブログ
特設校内授業研究会
本日(11/13月)、2年A組にて浦田先生による、本校の研究主題「個別最適な学びと協働的な学びの実現に向けた授業づくり~ICT等を活用した授業の工夫」に向けた保健体育科の研究授業(単元名:健康な生活と病気の予防②)を実施しました。参観者は、本校の全職員および校区で連携・協力している日吉が丘小学校と湯川小学校の先生方、函館市教育委員会の立花指導主事です。
はじめに前時の復習をミニテストとしてクロームブックで行い(自己採点)、その後写真資料や統計資料を用いながらクイズ形式の問いを、グループになって理由とともに考えていきました。2年A組の生徒は誰しもPC操作にも慣れており様々な指示や作業にも大変意欲的かつスムースに取り組み、喫煙の害や他者への影響等について理解を深めました。その学習姿勢には、参観した小学校の先生方からも感心の声が上がっておりました。
その後、生徒を帰して、私たちの学びの場としての研究協議を行いました。授業者からの説明(感想)、それに対する質疑応答、グループ討議、助言者からの感想や助言と、大変実りある研修となりました。特に、ICTは誰が何のために活用するのか、活用の結果として主体的で対話的な深い学びへとなっていたのか等を見直し、あらためて私たち自身の学び続ける姿勢こそ,生徒の学びを深める源であることを再確認する良い機会となりました。
本校を代表して頑張った2年A組の生徒、授業提供者であり研究担当者である浦田先生、多くの助言や示唆をいただいた立花指導主事や小学校の先生方等、参観・協議いただいた皆様に感謝します。ありがとうございました。
「世界に一冊だけの本・展」から
本校の美術科非常勤講師である田邊先生もこのイベントに係わりがあることで実現したことでもありますが、この度、函館市地域交流まちづくりセンターに鑑賞に行ってきました。中に入ると、綺麗にディスプレイされた、老若男女、個人や団体の作品の数々が目に飛び込んできました。するといちコーナーに本校2年生の作品が展示されておりました。まさに自分だけのオリジナル絵入りの「本」です。個性あふれる作品が並んでいました。保護者の中には直接会場に出かけ目にした方もいらっしゃると思いますが、先生(生徒)や保護者以外の、多くの市民の方の目に触れる機会となったことを嬉しく思います。
*『世界に一冊だけの本・展』ですが、紹介文には、「2005年に始まり、毎年秋に函館で開催されている手作りの本の展覧会です。絵本や詩、小説、写真、アート作品など、ジャンルを超えたぬくもりある作品が全国から集まり、毎回、涙あり、笑いあり、驚きと感動をあたえる新たな発見の場でもあります。」と記されております。
校内研究授業(1A技術)
本日(11/9木)、1A技術科授業(本谷先生)が校内研究の公開授業として行われました。題材は、「材料と加工の技術 ~ 材料と加工の技術によって身の回りの課題を発見し、課題の解決を目指そう」というもの。最初にウオーミングアップとしてルーティンにしているタイピング練習(記録も)を行い、本時の学習に入りました。本時では、まず自分の木工作品やプレゼン発表の準備・確認を行い、次にペアでの発表練習、そしてグループ内での発表・相互評価と進んでいきました。特に、発表スライドでは、制作の過程や感想にとどまらず、制作におよんだ理由(身の回りの問題)や、その後の成果(自分の家の机上のビフォーアフターの写真を挿入等)を発表していました。このような取組を通じて、身につけた知識や技能を、今流行のDIYではないですが自分の生活と関連づけて、今後にいきてはたらく力として育むことができるのではと思いました。1A生徒は明るく互いの個性を認め合う雰囲気が良く、観ていても大変楽しい授業でした。
義務教育指導監学校経営訪問
本日(11/8水)、標記タイトルにあるように、渡島教育局の五十嵐義務教育指導監と函館市教育委員会の佐々木教育指導監が、全授業の参観への感想も含めておもに校長・教頭への指導・助言をメインとした経営訪問が行われました。3年生の明るく活発な姿も見ていただきたかったのですがあいぬく本日は全市一斉の実力テスト日ということで、1,2年生とGH級の授業の様子を参観していただきました。感想としては、どのクラスどの教科も明るい雰囲気で生徒が落ち着いてまた意欲的に活動している、一人一人を大切にした授業が行われている、日常的にICTを活用した授業が実践されていることがわかる等との嬉しい言葉をいただきました。もちろん、さらに「めあて」にこだわり「まとめ」へとしっかり貫かれる授業づくり、楽しかっただけで終わらず、もっと聞きたいもっと知りたいと思わせる授業づくり、最終的に基礎基本的学力も定着する授業づくり等に学校として工夫して取り組んでほしいとの指導や助言等もいただきました。職員にフィードバックし、引き続きより良い授業づくりを中心に、より良い学校づくり(笑顔づくり・居場所づくり・学びづくり)に励んでいこうと思います。
校内研究授業(3A国語)
本日(11/7火)、3A国語科授業(祖父江先生)が校内研究の公開授業として行われました。学習内容は、「後期の学年スローガンを考えるために話し合おう」というもので、話し合いの仕方や合意形成への流れ、他者の発言の意図などについて考えを広げたり深めたりできるようになろうという3年国語科にある目標にそったものです。私は、残念ながら外勤のため残り5分程度しか参観できなかったので、教頭先生による報告から以下を紹介します。
生徒は「静かだけど、活発に」学習活動に没頭し、特にクロームブックという個別(パーソナル)に向き合えるツールを効果的に活用しており、個人作業の時には、個々に異なる課題を送信し、その課題を生徒一人一人がつかんで、集中して作業にあたっていた。グループでの話し合いも慣れていて、日常の積み重ねが感じられる良い授業だった。
とのこと。さすが3年生。
このような学習で培った力を、たとえば他学年との交流でのリーダーシップや高校入試での面接をはじめ、これからの生活全般にいかしてくれることを期待します。