第1回避難訓練から
本日(5/30月)、第1回避難訓練が実施されました。あいにく消防署の方の都合が悪く訓練を参観して講評をいただくことはできませんでしたが、生徒の避難状況や避難時間、職員の避難誘導等は問題もなく概ね良かったです。私からは、「釜石の奇跡」と呼ばれた、東日本大震災で被害の少なかった釜石市立釜石東中学校を例に、過去の多くの犠牲や被害の経験から町ぐるみで防災教育(避難の基本等)に力を入れているが、特に指示を受けて全員一斉の行動をとるだけではなく(=点呼で全員そろうまで待つなど)、状況に応じて(=東中学校は放送機器が故障し機能せずも生徒が自主的に避難)「津波(命)でんてんこ(方言)」という、各自がてんでばらばらでも自分の判断で命をまもるための行動をとったことが結果的に被害が少なかった大きな理由だったと話しました。そして、本校も3年前に火災が起きた学校であり他人事ではない。その時の生徒も避難訓練に真剣に取り組んでいたから無事避難できていた。みんなも、日頃から防災意識(避難訓練等にも真剣参加)をもつとともに、有事の際には自分の命を自分自身で守れるよう、普段の授業をはじめとする学校生活から自分で判断して行動する力を身につけてほしいと話しました。