2023年4月の記事一覧

札幌出張から

 学校においては、コロナ禍における過去3か年、対外的な会議や各種研究大会等は、書面審議やZOOM等でのオンライン会議が多かったのですが、今年度は無駄を省きそれらの良さも残しつつ、集合形式で再開されるものも多々あります。さっそく27日(木)午後から29日(土)にかけて、全道中学校長会の総会および研修会等に参加してきました。北海道教育委員会倉本教育長や同都市教育長会檜田会長をはじめ多くの来賓によるご挨拶や同川端学校教育局長のご講演等を中心に、他地区の校長先生方とも情報交換や意見交流ができ、私にとっては大変中身のある有意義な研修の機会となりました。特に、令和の日本型教育の構築に向けて、「一人一人の可能性を引き出す」「学びの機会を保障する」「地域と歩む持続可能な教育」といったフレーズを何度も耳にしましたが、これらは本校の教育目標をはじめミッションやビジョンに共通する部分でもあります。明日以降、今回の学び(研修)を、自校職員及び生徒・保護者(地域)へと還元すべく努めてまいります。

 なお、学校教育とは直接関係ありませんが、札幌は公共の交通機関ではまだマスク着用者が多く、屋外ではマスクなしの人の方が多い印象を受けました。また桜は函館より若干遅れてちょうど今がピークといった感じで、宿泊先の近くが中島公園だったので、早朝軽くジョギングしてみると非常に気持ちよかったです。

中島公園

眼科検診から

 新年度に入り、学校医による各種健康診断も始まりました。本日(4/27木)は眼科検診でした。いつものように玄関でドクター(今日は清水ドクター)を迎え、終了後には生徒の様子やその他気になることはなかったか遠慮なく教えてくださいと声をかけると、生徒の態度等ではなく、予定より早く着いたとはいえ、開始までに時間がかかったことや時折学級と学級の間でタイムラグが生じていたことをお話しされました。また昨年度は函館で一番動きの良い学校でしたよ、何かありました?等とも話されておりました。生徒に主体的に動いてほしいため、担当の生徒に次の学級を呼びにいくようにしていましたが、教室に行っても移動教室で授業をしている学級があり探して声をかけるのに時間がかかったようです。学校医は貴重な時間を割いて、多くが1日に複数校掛け持ちで検診に来ていただいております。この件については、生徒側の問題ではなく教員側のオーガナイズ(組織・準備指導)の問題とふまえ、さっそく養護教諭や生徒指導部・管理職とで改善策を検討、職員で共有し次回以降の検診に生かしてまいります。

静かに待っている生徒たち

1A道徳「ありがとう」

 本校では、ローテーション道徳として、副担任の先生方も積極的に道徳科の授業を行っています。この度1年副担任の松枝先生から、5教時1Aで道徳科の授業をするので、時間があれば1年生の頑張っている様子をぜひ参観に来てくださいと誘われ行ってきました、内容としては、「ある言葉(ありがとう)が持っている不思議な力について考えよう」との問いを中心に、教科書文「人のフリみて」を通して、自分の経験を発表したり、隣の人と意見交流をしたり、学級全体で考えたりと、活発に授業が展開していきました。所用で席を外す時間もあったのですが、1Aの生徒は、「感謝」や「思いやり」等について最後までよく考え明るく取り組んでいました。保護者の皆さん、母の日や父の日の話題もあがっていましたので、当日お子さんから不思議な力をもつ言葉がかけられるかもしれませんよ。

1A道徳1黒板とディスプレイの二刀流対話交流個人まとめ

週末の部活動の様子から

 本日(4/24月)から保護者懇談会が始まりました。担任と保護者と二人で行う個人面談です。お子さんの健やかな成長を願い、思いを共有する良い出会い(機会)でもあります。どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、先週末から数種目で部活動の春季大会が始まるなど、生徒の活動が非常に活気に満ちてきています。バスケ部とパソコン部から活動の様子の写真が届きましたのでご覧ください。(女子バスケ部は春季大会本校会場での健闘の様子、パソコン部はスクールエコニュース作成取材のため、桜満開の中、五稜郭奉行所や北洋資料館を見学に出かけた時の様子です。)

女バス1女バス2女バス3奉行所取材北洋資料館取材桜をバックに

共同学習始まりました

 特別支援学級(本校のGH級)在籍の生徒で、希望する一部の教科を通常の学級で学習する共同学習が今週から始まっています。まずは3年生が保健体育と国語からスタートです。インクルーシブの理念のもと(多様性をふまえ共生していく)、互いに理解し合い助け合って取り組む良い機会ともなります。昨日、今日と交流授業を参観してきましたが、昨年度も一部で交流していたこともあり、自然となじんでいる姿がとても微笑ましかったです。また、国語では「韻」に関する学習で、教科書文を終えて、先生からの、発展課題として現代的なJポップの詩から韻を見つけようとの問いにも積極的に取り組んでいましたし、保健体育の実技ではボール投げにチャレンジしていました。周囲からも「ナイス」「お疲れ」等の声が飛び交い、授業を終えたGH級の生徒に聞くと、「とても楽しかった。」と話していました。今後、GH級での保護者懇談や教育相談等を経て、さらに希望などがあればこの取組を広げていこうと考えております。

保体授業2保体授業2

国語学習