2024年10月の記事一覧
函館市「平和のつどい」集会から
10月14日(月)函館市民会館小ホールにて、核兵器廃絶平和都市宣言40周年「平和のつどい」が開催され、本校3年生 安藤くんをはじめ、平和大使として派遣され長崎に派遣された4名の市内中学生の発表会が行われました。遺愛高校吹奏楽部演奏、大泉市長および道南被爆者会上谷会長挨拶の後、4名の平和大使のトップバッターとして発表を行った安藤君。8月の長崎の熱気と臨場感を出しながらも、冷静で明確な口調で語られる発表は説得力があり、戦争や争いのない世界を築くことの大切さが伝わるもので、発表の最後には「後世に向けて話を繋いで忘れないことが大事」であると締めくくられました。つい最近、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞受賞というニュースもありました。このニュースとも関連付けて安藤君の発表を全校生徒にも紹介しております。(教頭)
告知なし避難訓練
本日(10/15火)、月予定にも載せず、生徒には告知なしでの避難訓練(地震を想定)を行いました。ただし、10月実施については伝えており、休み時間に災害が起きた際の対応等については10月上旬に学活の時間に終えておりました。今回は、昼休みに実施しましたが、緊急放送を聞き、それぞれが放送の指示および近くにいた職員の指示のもと、冷静かつ迅速に避難することができました。教頭先生の講評でも、「先の能登半島地震や過去の大震災を例に、いつどこで災害がおきるかわからない。この訓練もそうだが、自他の生命尊重やけじめある集団行動等は日頃の学習の積み重ねが安全確保につながる。まさに本校の目指す「自律・尊重」姿勢があれば臨機応変に対応できるはず・・・」と話してくれました。生徒の皆さんの真剣な姿勢が大変良かったです。この後、職員間での反省もしっかり行う予定です。
「がん教育」講演会実施
これまで保健体育科や道徳科等の授業の中で扱ってきたがん教育ですが、この度、「湯川学」兼「地域連携事業」として、近隣の渡辺病院から中村医師(浅見事務、高橋事務)を招いて2年生を対象に講演形式で授業を行うことができました。中村医師は、単に飲酒や喫煙の常習者ほどがんリスクが高いから止めた方が良いといったようなものではなく、検診(受診)の必要性や、がん治療・支援治療・緩和ケアについて、また何より正しい情報を得る(知識)ことの大切さなどについて考えさせられるお話しをしてくださいました。大変お忙しい中、ご講演いただきありがとうございました。保健科の授業(健康な生活と疾病の予防等)や道徳科(生命の尊さ等)等とも連動させながら、今後も計画的に実施していきたいと思っております。
GH級社会見学&3年生実力テストB
本日(10/10木)は、GH級と3年生に大きな取組がありました。
GH級社会見学
目的は、①西部地区について学び湯川地区(校区)との共通点やちがいを知る。②公共交通機関や公共施設、飲食店でのマナーや使い方を学ぶ。③学年・学級の連帯感を育む。
生徒と職員は、①函館八幡宮や旧イギリス領事館等、②ハリストス正教会や北方民俗資料館等、③外国人墓地や高龍寺等、の3つのグループに分かれ、グループごとに昼食をはさみながら楽しくかつ有意義な時間を過ごしました。私も3グループの合流ポイントである旧函館区公会堂でみんなと落ち合いましたが、時間やマナーを守り挨拶も元気よくしてくれて嬉しかったです。以下、記念写真と先生方からいただいたスナップです。
3年生実力テストB
文化祭を終えまだ1週間も経っていませんが、進路実現へ向けての大事なテストが実施されました。さすが3年生。今日は朝、昼と休み時間も学習に向かう生徒が多かったです。全力で取り組んだ弁論や文化祭等を通じて個々の表現力や学級のまとまり等が高まりました。これらの成果が学習面での成長にも波及することと楽しみにしています。
後期認証式
本日(10/9水)、後期生徒会役員認証式が行われました。内容は、旧生徒会総務一人一人からの退任のあいさつ、新生徒会総務への認証書授与、新生徒会長の代表あいさつ、新生徒会総務から各学級専門委員の呼名紹介、各委員代表者への認証書授与、校長挨拶というものです。特に、新生徒会総務の緊張感がこちらまで伝わるような初めての司会進行、旧生徒会総務一人一人からの心温まる退任の挨拶、工藤新生徒会長の決意みなぎる代表挨拶、新専門委員の返事・礼と、すべてが立派でした。私からは、旧総務が、これまでの良き伝統(湯中プライドや挨拶運動等)を継続しながら新たに始めた募金やリングプル等のボランティア活動、体育祭やいじめ集会での縦割活動、植樹祭や平和大使、生徒会協議会での発表等数々の成果をふりかえり功績を称えました。また新総務には自分達らしい新たな生徒会像を描いてほしいこと、専門委員には学級と生徒会や先生方をしっかりつないでほしいこと、一般生徒にはフォロアー(支える人、当事者)として、また生徒会の一員としての自覚や参画意識をもつこと等を話しました。