学校ブログ
2年生職場体験学習
本日(10/31水)、本校の総合的な学習の柱である「湯川学」の一貫として、本校での教員体験を含む校区周辺の26ものホテルや事業所、幼稚園や飲食店、郵便局や消防署等に、できるだけ生徒の希望職種に沿う形で2名から10名に分かれ、半日から1日程度の職業体験を行ってきました。2年団の職員と私とで手分けし、ご挨拶を兼ねて様子を見てきましたが、天候にも恵まれた中、どの生徒も真剣にかつ楽しそうに(最初は緊張感もあったようですが)取り組んでいました。今年度はコロナ禍を経て新たに飲食店や幼稚園等も受け入れてくれましたので、希望職種の幅も広がり非常にありがたく思います。また、職場の皆様もお忙しい中、大変親切に対応して下さりました。中には保護者や湯川中卒業生(OB)等もおり、本校に力を貸して下さる思いを強く感じました。生徒にとっては本当に貴重な体験ができました。お世話になった地域の皆様、誠にありがとうございました。
2A技術科公開授業
本日(10/29火)、2年A組にて技術科(本谷先生)の公開授業がありました。課題は、我が国のエネルギー対策について考える。おもに原子力発電所の運用を中心に、技術科の視点でICTを活用して調べ、他者との意見交流のもと自分の考えを更に深めていくというものでした。まさに積極的かつスムースなICT活用(個別活用)や活発なグループ協議(協働性)など2年生(A組)の良さが凝縮されていた授業でした。個別学習→調査グループ→まとめグループと、ICTを活用しながら共有した情報(知識)を増やし、最終的に対話にて合意形成を図り班独自の意見を出すという、まさに本校の今年度研究主題にもある「深い学び」へとつながる学習過程が見事な素晴らしい授業でした。本谷先生、2Aの皆さんお疲れ様でした。
3年思春期教室(自分の身体を守る性の健康教育)
10月28日(月)3年生を対象に思春期教室を実施しました。思春期教室は、函館市が中学生を対象に,命の大切さ,人間の性,思春期の心と身体,妊娠と出産等について講演を行う出前健康教育の一環です。今回、本校中村養護教諭のコーディネートのもと、「函館・性と薬物を考える会」所属の助産師 川渕ゆかり氏に講話をしていただきました。性の自己決定と自分の身体を守ることの大切さを通し、適切な判断力や意思決定する力、未来を考え生活設計する力の獲得、そして、男女交際には責任が伴うことについて丁寧にお話ししていただきました。3年生は全員が講話に引き込まれ、真剣なまなざしで最後まで聞いていました。この後、1,2年生やGH級においても、発達段階に応じた思春期教室を開催する予定です。
自律し進化(深化)する生徒会へ
本日(10/25金)、後期生徒総会が実施されました。2年生を中心とした新生徒会総務による初めての大きな取組です。総務、各委員長からの活動方針説明と湯中ノーマリー宣言、各学級代表との質疑応答、追加質問への回答とスムースに流れました。議長を務めた2年生の宮崎さんと白戸さん、各専門委員長も立派でしたし、学級代表者の質疑や意見発表や大勢のフロアー生徒の参加姿勢も良かったです。とりわけ工藤新生徒会長が新たな活動を発表したり、追加で出された想定外の質問や意見に対して堂々と応えたりする姿勢には感心させられました。ますます自律し進化(深化)する生徒会が楽しみです。
放課後活動の様子から
本日(10/24木)の放課後活動の様子を紹介します。
1生徒総会リハーサル
明日(10/25金)は後期生徒総会。いよいよ2年生が中心となり、生徒会すなわち学校が動き始めます。視聴覚室では明日に向けて、総務・専門委員長・議長・学級代表質問者が集まり、総会の流れの確認等をしておりました。明日はノー原稿、それぞれの立場で自分の言葉を用いて司会進行や質疑応答にのぞんでほしいと期待しています。なお、一般生徒もその場で思ったことがあれば質疑に参加していいです。活発な総会となるよう願っています。
2漢字検定学習&放課後学習(HGC)
図書室では、明日の漢字検定に向けて数名が自主学習に取り組んでいました。その中に、何やら体の大きな生徒がいると思ったら2Bの松枝先生です。PC操作ばかりで書くことが減っているということで、この機会に生徒と一緒にチャレンジするそうです。生徒ともども応援しています。
また、HGC室では3年生を中心に多数が学習に参加。鈴木先生の助言も受けながら真剣に取り組んでいました。継続した放課後学習の成果もあり、実力テストの結果を見ても3年生の数学の力がどんどん伸びていることを感じています。それぞれ引き続き頑張って下さい。
オリジナルレシピ作りと学習の個性化
本日(10/23水)、2時間目にH級で水上先生による家庭科授業が、3年A組では浦田先生による保体授業が今年度研究テーマ(*経営方針参照)に沿った授業として公開されました。
H級家庭科では、学級菜園で収穫したじゃがいもを使った調理実習に向けて、「誰にでも作れるレシピを作ろう」というテーマのもと、自分で選んだ料理の基本レシピを、たとえば「適量」ってどのくらいか等、誰にでもわかりやすいくわしいものに変えようと、ネットで調べたり友達や先生と相談したしながら作り、キャンバというアプリを使って、オリジナルレシピを作成しました。H級の皆さんは、指示を聞く、見る、作業するといったけじめ素晴らしく、また生徒間、生徒と職員の信頼関係の中で自分らしさが発揮されていて素晴らしかったです。みんなの中から、じゃがいもを使った調理実習が決まり、できあがりは私にも試食させていただけるということで楽しみにしています。
また3年A組は保体授業の「活動に適した環境」にもとづき、「温度、湿度、明るさ等はどのような範囲が適するか。室内を活動に適した環境にするにはどのような方法が有効か。(理解し他者へ伝えよう)」という課題に取り組みました。学習方法は、前時を振り返って想像してもいいし教科書やネットを活用してもよく、学習形態は一人でもペアでもいいとして、どんどん調べてシートに書き込ませました。これに30分もの時間を保障し先生はずっと回りながらコーチングに徹する、【学習の個性化】を図った取組でした。その後3,4人グループで発表し合い、全体でもグループの代表者に発表してもらい【協働的に学んだ】後、各自でまとめに入りました。まさに、「先生は教えない、でも生徒は学んでいく」といった生徒主体の学習が素晴らしかったです。
校内外の環境整備
昨日の参観日でお気づきになった方もいらしたでしょうが、ここでは、あらためて用務員さんによってアップデートされた校内環境をいくつか紹介します。
1 画鋲いらず掲示板
油性ペンキにゴム系剥離剤などを少量混ぜるなどして画鋲なしで掲示できるようになっております。
2 グラウンド壁面に”湯川中”の大文字
校舎の窓からもくっきり見えます。外部活生徒ももちろんみんなが”湯中プライド”で頑張れそうです。
3 床マットにも湯中マーク
グラウンドと校舎の出入り口にある床マットにも”YUNOKAWA”ゴロマークが付きました。
第2回授業参観
本日(10/21火)は今年度第2回目の授業参観日でした。文化祭からまだ2週間、平日の月曜午後に加えて、予備調査もしていないのでどのくらいの方が来校して下さるのか気にしていましたが、始まるとともに大勢の来校者がありました。中には小学生以下の子ども連れの方も多く,話を聞くと近隣の日吉ヶ丘小学校が19(土)学習発表会の振替休業日ということでした。それもあったとは思いますが、教室に入り切らない学級もあるなど、120名前後の参観者があり関心の高さを大変ありがたく思いました。また、第1回目が学級担任による授業公開でしたので、今回は副担任による授業公開でした。実技実習にICT活用、グループ学習に個別進度的学習にと、それぞれの教科や単元に合わせた取組をご覧いただきました。生徒の生き生きとまたけじめをもって学ぶ姿に安心していただけたら幸いです。なお、一緒に参観していただいた学校運営協議会(CS)の皆様は、特に音楽の箏授業(1B)に興味を持たれ素敵な音色(さくらさくら)に聞き入っておりました。
一人一人に寄り添って~H組英語の授業
H組において山口教諭による英語の授業があり、参観させていただきました。黒板には「あいさつ」「活動の確認」「活動1」「活動2」の項目が掲示され、見通しと現在の活動が明確にされていること。生徒一人一人の発言に、教師が穏やかな雰囲気で短くも的確にこたえること。の2点で生徒の安心感を生み出していました。授業では、1から31までの数字(日付)のスペルと発音を学ぶもので、ICT活用の長所である利便性や再現性をもって、主体的に学習にあたり、教師が個別に評価することで、一人一人に寄り添った学びが実現されていました。特筆すべきは、教師の指示で生徒の集中力が発揮されていて、日常からの積み重ねを感じた授業でした。最後は、参観していた英語の小川理教諭が正しい発音を披露し、拍手で終わりました。アナログとデジタルの融合で、生徒一人一人にとっても、わかりやく、楽しい授業だったのではないでしょうか。
「湯川学」発表会
本日(10月17日)、本校学習活動の柱である「湯川学」に係り、1年生が、校区である湯川地区の歴史・文化等について、保護者や地域関係者に発表する集会が実施されました。各学級から代表となった9グループが、それぞれのテーマに沿って、その場所に実際に足を運んで調べたことを、写真やイラスト、クイズなどの工夫をしながら発表しました。ご来賓の皆様からは、湯川地区の歴史や職業観、そして、将来に向けての視点からの講評もいただきました。平日のお忙しい中、お時間を割いてご来校いただいたご来賓、保護者の皆様、本当にありがとうございました。1年生の皆さんが、湯川学で得たものを、これからの学校生活や進路実現・自己実現に生かしていくことを期待しています。
ご参観、ご講評をいただいたご来賓の皆様
・丸山園 井ヶ田社長、熱帯植物園 鈴木園長、LA CASHETTE 宮本支配人、地域報告センターゆのかわ 京谷係長、湯川中学校PTA 高橋会長(敬称省略)